研究課題/領域番号 |
20200064
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研究種目 |
新学術領域研究(研究課題提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
発生生物学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
梶本 和昭 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 特任准教授 (10416216)
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連携研究者 |
片岡 正俊 独立行政法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 研究グループ長 (20224438)
田淵 圭章 富山大学, 生命科学先端研究センター, 准教授 (20322109)
篠原 康雄 徳島大学, 疾患ゲノム研究センター, 教授 (60226157)
小暮 健太朗 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (70262540)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
31,330千円 (直接経費: 24,100千円、間接経費: 7,230千円)
2010年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2008年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / miRNA / 発生・分化 / マイクロアレイ / 白色脂肪細胞 / モノクローナル抗体 |
研究概要 |
皮下脂肪組織中の幹細胞(ASC)が褐色脂肪細胞様に分化する過程で多数の特徴的なmiRNAが発現することを見いだした。しかし、その後の解析から、これらのmiRNAはASCの分化とは異なるプロセスに関与していることが示唆された。また、ラットの皮下脂肪からASCを多量に含む細胞画分を分離してマウスに免疫することにより、ASCを特異的に認識する新規モノクローナル抗体を取得することに成功した。さらに、イオントフォレシスを用いた機能性核酸の非侵襲的経費送達技術を確立し、in vivoでsiRNAやオリゴDNAを皮内に送達して、内因性遺伝子の発現抑制や経皮免疫の賦活化に成功した。本研究により、ASCの分化制御にはmiRNA以外に未知の因子が関与していることが明らかとなり、我々が構築した抗体や機能性核酸の導入技術を利用することで、より詳細な解析が可能になると考えられる。
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