研究課題/領域番号 |
20224015
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 憲昭 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (30170773)
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研究分担者 |
網塚 浩 北海道大学, 理学研究院, 教授 (40212576)
山村 朝雄 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (20281983)
芳賀 芳範 日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究主幹 (90354901)
四竈 樹男 (四竃 樹男) 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30196365)
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連携研究者 |
阿曽 尚文 琉球大学, 理学部, 准教授 (40313118)
神戸 振作 日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究主幹 (40224886)
本間 佳哉 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (00260448)
藤森 伸一 日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 主任研究員 (70343936)
山上 浩志 京都産業大学, 理学部, 教授 (20239867)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
107,640千円 (直接経費: 82,800千円、間接経費: 24,840千円)
2012年度: 21,190千円 (直接経費: 16,300千円、間接経費: 4,890千円)
2011年度: 21,190千円 (直接経費: 16,300千円、間接経費: 4,890千円)
2010年度: 21,190千円 (直接経費: 16,300千円、間接経費: 4,890千円)
2009年度: 44,070千円 (直接経費: 33,900千円、間接経費: 10,170千円)
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キーワード | アクチノイド / 重い電子系 / 磁性 / 超伝導 / 物性実験 / 物性物理 / 物性化学 / ウラン錯体 |
研究概要 |
本研究課題の最大の目的は、国際規制物資であるウランなどのアクチノイド元素^<*1>を含む化合物の物性研究を行うための拠点を東北大学金属材料研究所アルファ放射体実験室に形成することである。 この目的のために、 単結晶育成^<*2>のためのテトラアーク炉、および育成された試料の基礎物性を評価するための分析装置を金研アルファ放射体実験室に設置・導入した。その結果、 "超伝導を示す磁石"^<*3>における超伝導発現機構の解明に成功を収めた。さらに、アクチノイド元素だけでなく希土類元素^<*4>を含む物質にも研究を展開し、準結晶^<*5>を含む新分野の開拓に貢献した。[*1] ウランなどは国際規制物資として管理され、その取り扱いには厳しい制限が付されている。金研アルファ放射体実験室は、このような国際規制物資を取り扱うことが許可された施設である。 また、 そこには、 アクチノイド元素(周期表で最下段に位置する元素の集合で、トリウム、ウラン、ネプツニウムなどから成る)を安全にハンドルするための多くの装置と経験が蓄積されている。[*2] 目に見える大きさのスケールまで原子が規則正しく配列した結晶を単結晶と呼ぶ。[*3] 従来の物理学では、磁石と超伝導は犬猿の仲であり、磁石は超伝導にはならないと考えられてきた。しかしアクチノイド化合物の中には、磁石でありながら超伝導を示すものがある。磁石が何故超伝導を示すかという問題は、物理学上の重要な課題の 1 つとなっている。[*4] 周期表でアクチノイドの上段に位置する元素の集合で、アクチノイドと類似の性質を示す。[*5] 周期性を持たず、結晶では許されない回転対称性を持つ物質を準結晶と呼ぶ。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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