配分額 *注記 |
207,870千円 (直接経費: 159,900千円、間接経費: 47,970千円)
2012年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
2011年度: 53,040千円 (直接経費: 40,800千円、間接経費: 12,240千円)
2010年度: 38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2009年度: 36,140千円 (直接経費: 27,800千円、間接経費: 8,340千円)
2008年度: 52,910千円 (直接経費: 40,700千円、間接経費: 12,210千円)
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研究概要 |
輸送体膜蛋白質は,金属イオン,糖,代謝産物,薬剤などの細胞内への取込みおよび細胞外への排出を厳密に制御し,細胞内の環境を適切に保っている.本研究では,マグネシウム輸送体,鉄輸送体および重金属輸送体などの金属イオン輸送体,光感受性陽イオンチャネル,蛋白質膜透過輸送体,ペプチド輸送体,多剤排出輸送体に関して,(1)X線結晶構造解析による構造的基盤の解明,(2)分子動力学(MD)シミュレーションによる動的側面の解明,(3)in vivo/vitroにおける機能解析による実験的な検証の3つの手法を協奏的に駆使し,(A)その機能本体である輸送の機構,(B)輸送基質の選択機構,(C)輸送の制御機構の3点に着目し、膜輸送体が生命活動を維持するメカニズムを解明した.特に、様々な種類の基質に特異的な膜輸送体の作動機構を比較・統合することにより、膜輸送の本質的なメカニズムを明らかにした。
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