研究課題/領域番号 |
20240040
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 玉川大学 (2010) 京都府立医科大学 (2008-2009) |
研究代表者 |
木村 實 京都府立医科大学, 脳科学研究所, 教授 (40118451)
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研究分担者 |
松本 直幸 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (00252726)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
50,180千円 (直接経費: 38,600千円、間接経費: 11,580千円)
2010年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2009年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2008年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
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キーワード | ドーパミンニューロン / 線条体 / 価値判断 / 報酬予測 / 報酬予測誤差 / 試行錯誤 / 目標・ゴール / 教科学習 / 強化学習 / システム神経生理 / ニューロインフォマティクス |
研究概要 |
ドーパミン細胞が長期的な報酬予測を表現するかどうかを調べた。3択によって3回の報酬を得る課題を日本ザルに行わせた。予測的な舌の運動から、動物は各試行での報酬価値ではなく、長期的報酬(強化学習の価値関数)を予測していることが判明した。ドーパミン細胞は、動物の行動と同様に長期的報酬予測を表現することが分かった。将来のゴールに向けて長期的な予測と誤差を表現し、線条体などの標的部位での価値のアップデートや意志決定に必須の役割を担うと考えられる。
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