研究課題/領域番号 |
20241011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
安井 明 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60191110)
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研究分担者 |
中嶋 敏 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (00375114)
菅野 新一郎 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 (10400417)
田中 耕三 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (00304452)
高尾 雅 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 (70216612)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2010年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2009年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2008年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | ポリADPリボース / DNA修復 / 活性酸素 / 細胞老化 / 癌化 |
研究概要 |
最も発生頻度の高いDNA単鎖切断と最も深刻なDNA二重鎖切断がヒト細胞内でどのように修復されるかを解明した。単鎖切断ではポリADPリボースポリメラーゼ1(PARP1)がDNAのニック(単鎖切断)を見つけて結合する。PARP1に結合してDNAのニックをギャップに変換する二種類の酵素をヒト細胞で発見した。それらの欠損が細胞を単鎖切断や二重鎖切断に感受性にする事が分った。二重鎖切断では、ATP依存的なクロマチンリモデリング因子のACF1がKU70と結合しており、その結合が二重鎖切断で更に強くなり、CHRAC複合体を形成してKU770/80複合体を二重鎖切断にロードして修復を開始させる事が分った。これらの発見はクロマチンリモデリングがDNA鎖切断の修復に必須な機構である事を示した。
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