研究課題/領域番号 |
20241055
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大澤 良 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (80211788)
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研究分担者 |
津村 義彦 独立行政法人森林総合研究所, 森林遺伝研究領域, 室長 (20353774)
鷲谷 いづみ 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40191738)
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連携研究者 |
上野 真義 独立行政法人森林総合研究所, 研究員 (40414479)
北本 尚子 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 研究員 (70447241)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
50,050千円 (直接経費: 38,500千円、間接経費: 11,550千円)
2010年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2009年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2008年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
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キーワード | 生物多様性保全 / サクラソウ / 適応的遺伝子 / QTL解析 / ESTマーカー / 異型花柱性 / 遺伝子連鎖地図 / アソシエーション解析 |
研究概要 |
野生サクラソウ集団の保全方法を構築するために、サクラソウの持つ適応関連遺伝子をQTL解析および発現遺伝子情報に基づくマーカーによるゲノムワイドな探索によって同定することを試みた。集団の存続に影響を与える異型花柱性について関連する遺伝子領域を高い精度で把握することが可能になった。園芸品種と野生種の遺伝的多様性の比較を行い、園芸化の過程ではびん首効果が働いたことを明らかにした。また、ESTマーカーなどを用いて北海道から関東の国内7集団による出芽期や開花期など適応関連形質についての遺伝的解析を行い、サクラソウの適応に強く関連する出芽日に関して多数の遺伝子座を検出した。本研究の成果は、今後のサクラソウの保全方策構築に貢献するだけでなく、他の野生植物の保全にゲノム研究がどのように貢献しえるのかのモデルになる。
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