研究課題/領域番号 |
20242022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 教授 (80274679)
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研究分担者 |
丑野 毅 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (80143329)
高瀬 克範 北海道大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (00347254)
山本 悦世 岡山大学, 埋蔵文化財調査研究センター, 教授 (60174778)
高宮 広土 札幌大学, 文化学部, 教授 (40258752)
宮ノ下 明大 農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所, 食品害虫ユニット長 (30353949)
百原 新 千葉大学, 大学院・園芸学研究科, 准教授 (00250150)
那須 浩郎 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 上級研究員 (60390704)
宇田津 徹朗 宮崎大学, 農学部, 准教授 (00253807)
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研究協力者 |
中沢 道彦 長野県教育庁
中山 誠二 山梨県立博物館, 学芸課長 (60574142)
川添 和暁 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団, 愛知県埋蔵文化財センター, 調査研究主任
山崎 純男 福岡市教育委員会, 嘱託職員
安 承模 円光大学, 考古・美術史学科, 教授
田中 聡一 長崎県埋蔵文化財センター
VOSTETSOV YU. E. ロシア科学アカデミー, 極東支部, 研究員
SERGUSHEVA E. A. ロシア科学アカデミー, 極東支部, 研究員
佐々木 由香 株式会社パレオ・ラボ, 考古分析支援部
山田 悟郎 北海道開拓記念館, 嘱託職員
椿坂 恭代 札幌国際大学, 客員研究員
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2011年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2010年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2009年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2008年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | レプリカ法 / SEM / 栽培植物 / 縄文時代 / 圧痕 / 極東アジア / 貯穀害虫 / 圧痕法 / 大陸系穀物 / 雑穀 / 稲作 / 東北アジア / 家屋害虫 / 最古の家屋害虫 / コクゾウムシ / イネ / ダイズ / アズキ / 沖縄最古のイネ・キビ / 韓国最古のキビ / 土器圧痕 / 植物同定 / X線CT / 同定法 |
研究概要 |
日本の考古学において、縄文時代の農耕の存否問題は古くから議論され、今でも論争中の課題である。この混乱の根底には、確実な栽培植物が存在しなかったという研究上の制約があった。我々は、この問題を解決するために、土器中に残る植物種子や昆虫の痕跡(土器圧痕)を検出することで解決しようと考えた。研究期間内に、日本列島の縄文時代~弥生時代171遺跡、海外の新石器時代9遺跡において圧痕調査(約400, 000点の土器)を実施し、多種・多様な栽培植物種子や貯蔵食物害虫(総数552点)を検出した。また、圧痕法の学問的定立のための方法論的整備を行った。その結果、まだ問題点は残るものの、縄文時代の栽培植物の実態と問題点を明らかにすることができた。
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