研究課題/領域番号 |
20242023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
北條 芳隆 東海大学, 文学部, 教授 (10243693)
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研究分担者 |
上野 信平 東海大学, 海洋学部, 教授 (80160191)
河野 裕美 東海大学, 沖縄地域研究センター, 准教授 (30439682)
田崎 博之 愛媛大学, 法文学部, 教授 (30155064)
ハドソン マーク 西九州大学, リハビリテーション学部, 教授 (20284052)
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研究協力者 |
松田 隆二 (株)古環境研究所, 社長
中山 誠二 山梨県立博物館, 学芸課長
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2008年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 先島地域 / 環境 / 先史社会 / 狩猟採集社会 / 水稲農耕社会 / 環境負荷 / 人為景観 / 先史学 / 農耕社会 / 人間と環境 / 自然災害(津波)痕跡 / 先史時代 / 周辺還境 / 湿地環境 / 景観史 / 周辺環境 / 2次的環境 |
研究概要 |
沖縄県西表島・宮古島における先史時代遺跡と近世遺跡を選択して、考古学班は現地発掘調査成果を行い、遺構・遺物の分析や土壌分析を実施した。同時に生物学班は、先史貝塚および近世の廃棄土壙からの出土貝類についての生態調査、現代の海産資源の獲得状況等に関する聞き取り調査と廃棄物の実態調査を実施した。相互の調査成果を付き合わせると、狩猟採集民と農耕民では海産資源へのアプローチが対照的であること、海産資源に対する環境負荷は共に大きいものの、採取法や頻度が異なるために異質であることや、農耕民の場合には陸上動植物への環境負荷が非常に大きく、島嶼部にあっても人為景観化が顕著なことを解明した。
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