研究課題/領域番号 |
20243030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 名古屋大学 (2009-2012) 慶應義塾大学 (2008) |
研究代表者 |
田中 重好 (2009-2012) 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50155131)
藤田 弘夫 (2008) 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60156875)
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研究分担者 |
熊田 俊郎 駿河台大学, 法学部, 教授 (10195521)
友枝 敏雄 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (30126130)
堀川 三郎 法政大学, 社会学部, 教授 (00272287)
横田 尚俊 山口大学, 人文学部, 教授 (10240194)
田中 重好 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (50155131)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円)
2012年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2011年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2010年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2009年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2008年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 公共性 / 比較社会学 / 生活公共性 / 都市環境 / 都市空間 / 社会学理論 / まちづくり / 生活 / 環境 / 公私関係 / 都市 / 比較文化 / 公共性の比較 / 公私関係動態モデル / 官民-公私関係概念図 / 街並みの看板 / 公共放送 / まちづくりと観光 / ブックタウンと観光 |
研究概要 |
「生活公共性」という新しい社会学的な概念を検討し、都市環境や都市空間の実証的な研究に援用可能であることを確認した。その概念を用いて、日本、中国、イタリアやドイツの都市空間の実証的な研究を行った。公共性という概念は、実証的な国際比較研究において重要な鍵概念であるばかりではなく、危機にある社会学理論の今後の再建においても重要な概念であることを検討してきた。本研究の研究成果は、『東アジアにおける公共性の変容』(慶応大学出版会、2010、日本語)、『地域から生まれる公共性』(ミネルヴァ書房、 2010、日本語)、 The Comparative Study of the Publicnee(中国社会科学出版社、2013、英語)、科学研究費報告書『都市環境における生活公共性の比較社会学的研究』としてまとめ、公刊した。とくに、我々としては、国際比較社会学の研究成果を英文で出版しえたことは、重要であったと考えている。また、 2012 年日本社会学会大会において「生活公共性と比較社会学」という特別セッションを海外から 6 名の研究者を招聘して開催し、研究報告をおこなった。本セッションの全体は、科学研究費報告書『都市環境における生活公共性の比較社会学的研究』に収録した。
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