研究課題/領域番号 |
20243034
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
正高 信男 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60192746)
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研究分担者 |
吉川 左紀子 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (40158407)
川合 伸幸 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (30335062)
川合 南海子 (久保 南海子) 愛知淑徳大学, コミュニケーション学部, 講師 (20379019)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
37,830千円 (直接経費: 29,100千円、間接経費: 8,730千円)
2010年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2009年度: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2008年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | 認知 / 加齢変化 / 老齢ザル / 高齢者 / 動物モデル / 抑制 |
研究概要 |
本研究は、サルとヒトを対象とし加齢にともなう認知の変化を行動と脳機能計測によって解明することを目指したものである。なかでも抑制機能に注目し、反応抑制機能が加齢によってどのように変化するかを検討した。ヒト高齢者の抑制機能の低下は不可逆ではなく、条件次第で若齢者と同等の遂行を示せることを示した。また若齢者と同等の遂行を示す課題では高齢者の脳血流量が前頭葉で増加することがあきらかとなった。さらに、サルとヒトはともにサイモン課題で自動的な反応傾向の抑制が困難を伴うが、条件が異なる課題ではヒトとサルは異なった結果になることや、老齢ザルはヒトと異なり抑制が優れることなど、いくつかの差異もあきらかとなった。
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