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相補的二重ラセン構造を有する新規機能性高分子・超分子の創製と応用

研究課題

研究課題/領域番号 20245026
配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

八島 栄次  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50191101)

研究分担者 飯田 拡基  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30464150)
研究期間 (年度) 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
キーワード二重ラセン / 光学活性 / 相補的
研究概要

本研究では、DNAの二重ラセン構造に着目し、相補性の二重鎖からなる人工二重ラセン高分子や超分子を創製するための一般性の高い新たな概念・手法を確立し、相補性二重ラセン構造を基盤とする革新的物質創製と二重ラセンに由来する新規物性・機能の開拓を目的に研究に着手した。
カルボン酸とアミジン塩基は塩橋を形成し、相補的に会合することが知られている。今回、カルボン酸とキラルな新規アミジン塩基を有するm-ターフェニル類縁体モノマーの設計と合成を行い、これらのカルボン酸とアミジンが、塩橋を介して相補的二重ラセンを形成するかどうかについてCDやNMRなどにより解析し、これらがモノマーレベルで二重ラセンを形成することを確認した。今後、これらの二重ラセンモノマー末端のアセチレン残基の薗頭反応による重合、もしくは金属の配位によるモノマーユニットの連結による二重ラセン高分子が合成できると期待される。

報告書

(1件)
  • 2008 実績報告書

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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