研究課題/領域番号 |
20246121
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
前野 一夫 千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30133606)
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研究分担者 |
太田 匡則 千葉大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60436342)
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連携研究者 |
安部 隆士 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・宇宙輸送工学研究系, 教授 (60114849)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2009年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2008年度: 27,820千円 (直接経費: 21,400千円、間接経費: 6,420千円)
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キーワード | CARS / 振動・回転温度計測 / 極超音速衝撃波 / 大気圏再突入 / 実在気体力学 / 時間凍結画像分光 / 超高速CARS / 非線形分光法 / 分子振動・回転温度計測 / スペクトルマッチング法 / 大気圏再突入問題 / 大気圏再突問題 |
研究概要 |
大気圏再突入飛翔体への空力加熱問題は宇宙開発の重要な課題である。本研究では、大気圏再突入時の強い輻射衝撃波背後の極超音速流れを地上で実現し、高温の実在気体流れを計測して、空力加熱を正確に解析する数値計算の基本実験データを取得する。実験では高出力レーザーと高速分光装置を用い4~7km/sを超える高速の極超音速衝撃波背後の空気流れにCARS分光計測法を適用し、得られたスペクトルを解析することで窒素分子の振動・回転温度を求めた。計測された振動・回転温度は、通常の衝撃波関係式により求められる平進温度上昇には追随せず、従来の解析とは異なる温度分布となる。以上の結果は世界で初めてのもので、今後の宇宙航空開発研究に大きく寄与する。
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