研究課題/領域番号 |
20249007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
那須 正夫 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (90218040)
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研究分担者 |
高木 達也 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (80144517)
谷 佳津治 大阪大谷大学, 薬学部, 准教授 (50217113)
岩本 朋忠 神戸市環境保健研究所, 微生物部, 技術職員 (70416402)
山口 進康 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 准教授 (20252702)
馬場 貴志 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 助教 (20423121)
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連携研究者 |
川端 善一郎 総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (80108456)
一條 知昭 大阪大学, 大学院・薬学研究科, 研究員 (20513899)
小泉 義彦 大阪府立公衆衛生研究所, 環境水質課, 研究員
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
46,670千円 (直接経費: 35,900千円、間接経費: 10,770千円)
2010年度: 16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2009年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2008年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 環境改変 / 感染症 / 非結核性抗酸菌 / 水環境 / 分子疫学 / 結核性マイコバクテリウム / 遺伝的多様性 / レジオネラ / 非結核性マイコバクテリウム / ゲノム情報 / 遺伝子型 |
研究概要 |
非結核性抗酸菌症は患者報告数が1990年代以降先進国を中心に増加し、水環境からの暴露が感染の要因と考えられているものの、いまだその感染経路は明らかとなっていない。そこで本研究では、微生物学と疫学、バイオインフォマティクスを総合し、非結核性抗酸菌症の出現機構の解明を目指した。その結果、ヒトへの暴露という観点から浴室環境がM.aviumのリザバーとなる可能性を確認した。また、日米間の比較により、水道水中の残留塩素がM.aviumの生残に影響を与えている可能性を示した。すなわち、「水道の整備に伴う塩素消毒→塩素耐性をもつ非結核性マイコバクテリウムの生残→感染症の出現」というつながりが考えられた。
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