研究課題
基盤研究(A)
本研究の目的は、肉腫の幹(起源)細胞分画を濃縮し、腫瘍溶解性ウイルスの細胞標的化技術を用いて幹(起源)細胞標的医薬の開発することにある。造腫瘍性の亢進した骨肉腫細胞のサブラインを分離し、造腫瘍性を親株と比較検証した。肉腫の一種である消化管間質腫瘍の幹(起源)細胞が、CD133(Low/-)分画の腫瘍内低酸素領域に静止状態で存在し、イマチニブに不応答性である可能性を示した。ヒト肉腫型中皮腫細胞の幹(起源)細胞が、CD133(Low/-), CD44(+)の細胞分画に多く含まれることを明らかにした。研究代表者らが開発した腫瘍内低酸素微小環境を標的化し得るHSV-1腫瘍溶解性ウイルスd12ODDΔRRがこれらの肉腫、中皮腫幹(起源)細胞に対して腫瘍溶解作用をもつことを確認した。
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