研究課題/領域番号 |
20249076
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
恵比須 繁之 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 理事・副学長 (50116000)
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研究分担者 |
野杁 由一郎 (野杁 由一朗) 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (50218286)
薮根 敏晃 (数根 敏晃) 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (90423144)
阿座上 弘行 山口大学, 農学部, 准教授 (40263850)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2010年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2009年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2008年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
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キーワード | 歯内療法学 / 細菌 / バイオフィルム / 難治性根尖性歯周炎 / 感染根管 / 遺伝子解析 / 根尖孔外 / フローセルモデル / Porphyromonas gingivalis / 16S rRNA遺伝子 / マイクロアレイ法 / 16SrRNA遺伝子解析 / 16SrRNA遺伝子 / 遺伝子工学 / ゲノムDNA / modified Robbins device |
研究概要 |
本研究課題は,根管内と根尖孔外のバイオフィルム構成細菌の遺伝子解析による同定結果と臨床症状の相関性を追究し,難治性根尖性歯周炎の科学的(細菌学的)診断法の開発を目指すとともに,細菌のバイオフィルム関連遺伝子に基づいた制御法やクオラムセンシング関連物質の阻害剤や抗菌剤等を用いた化学的抑制法の開発を目的として遂行した。 その結果,根尖孔外バイオフィルムの形成には特定細菌種が高頻度に関わり,いくつかの臨床症状と相関していることが明らかとなった。また,抗バイオフィルム作用を示すクオラムセンシング関連物質の阻害剤や抗菌剤およびバイオフィルム形成に関連する遺伝子を発見し,これらによる化学的あるいは遺伝子的バイオフィルム抑制法の臨床適用に向けた緒を築いた。 この研究成果は,難治性根尖性歯周炎の新たな治療戦略の確立に有用な示唆を与えるものであると自負している。
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