研究課題/領域番号 |
20251004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
遅澤 克也 愛媛大学, 国際連携推進機構, 教授 (30233539)
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研究分担者 |
岩田 明久 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (20303878)
鰺坂 哲郎 京都大学, 農学研究科, 助教 (40144349)
竹田 晋也 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (90212026)
嶋村 鉄也 愛媛大学, 農学部, 准教授 (80447987)
赤嶺 淳 名古屋市立大学, 人文科学研究科, 准教授 (90336701)
落合 雪野 鹿児島大学, 総合研究博物館, 准教授 (50347077)
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連携研究者 |
永益 英敏 京都大学, 総合博物館, 准教授 (90218024)
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研究協力者 |
SYUBUDDIN Atus 愛媛大学, 大学院・連合農学研究科
高須賀 圭三 愛媛大学, 大学院・連合農学研究科
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2010年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2009年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2008年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 文化人類学 / 自然誌 / 海域世界 / 動植物分類 / 水産学 |
研究概要 |
本研究は、先行した科研費によって建設されたCinta Laut号を利用することによって、インドネシア、スラウェシ島周辺の離島群を対象として、そこの自然と人々の営みを記載し、それらの情報に基づいた「スラウェシの離島群の自然誌」の作成を試みたものである。これらの離島群の多くはアプローチの困難性から本格的な学術調査が実施されていない調査フロンティアであった。しかし、これらの島々は、熱帯林に覆われていて、多様な動植物相が見られ、かつ、海・森の特性を生かした生業形態が存在し、資源利用・管理に関する生態智(エコ・ソフィア)の宝庫になっている。本研究の特徴の一つは、自然を記載をする専門分野を配置していることである。植物・藻類・昆虫・魚類の分類記載や森林生態の分野が参画し、島という限定された空間において完成度の高い記載を実施する。また、人間の営みに関しては民族植物、森林利用、漁労活動、木造船づくりの各分野が配置し、精緻なインタビューを通じて追跡する。こうした極めて基礎的な手法・分野が結集して離島群の自然誌を描くことになる。
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