研究課題/領域番号 |
20252004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木戸 衛一 大阪大学, 大学院・国際公共政策研究科, 准教授 (70204930)
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研究分担者 |
我田 広之 大阪大学, 大学院・言語文化研究科, 教授 (10167091)
小林 公司 東海大学, 国際文化学部, 教授 (70205459)
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研究協力者 |
小林 公司
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
27,170千円 (直接経費: 20,900千円、間接経費: 6,270千円)
2010年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2008年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | 歴史認識 / 和解 / アイデンティティ / シュレージエン / 世論調査 / 世諭 |
研究概要 |
日韓・日中関係に似て、ドイツとポーランドは「過去」をめぐり対立してきた。だが今日、両国関係は非常に良好で、それはエリートや制度のレベルだけでなく、市民の態度からも伺える。こうした政治的雰囲気の好転は、ポーランドのEU加盟に起因する。旧ドイツ領シュレージエン地方に存在するドイツ系少数民族は、EU域内の「フレキシブル・アイデンティティ」効果で、独自のアイデンティティを発展させている。このように、二国間の歴史問題を解決し、相互信頼関係を築くには、国民国家次元を越えた何らかの装置が必要で、日本にもそれを創出する真剣な努力が求められている。
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