研究課題/領域番号 |
20252008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
宮島 喬 法政大学, 社会学研究科, 教授 (60011300)
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研究分担者 |
中野 裕二 駒澤大学, 法学部, 教授 (10253387)
若松 邦弘 東京外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90302835)
森 千香子 南山大学, 外国語学部, 准教授 (10410755)
荒又 美陽 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (60409810)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 移民 / フランス / EU / 社会的統合 / 政治参加 / 郊外 / 失業 / 住宅問題 / 第二世代 / 文化的統合 / 住区協議会 / フォワイエ / パリ / 都市問題 / 都市再開発 / 社会統合政策 / イスラーム / 新移民政策 |
研究概要 |
フランスの移民人口は500万人に達し、その三分の二はアフリカ、アジア等の非西欧出身者が占める。彼らの社会的統合の現状と問題点を探る調査研究の結果は次の通りである。移民の雇用のサービス職移行はみられるが、非西欧系では高失業が際立っている。外国籍移民の政治参加は依然困難だが、地域レベルでその政治参加を進める仕組み生まれている。居住面では特に都市郊外に移民人口の集積がみられ、そこでは住民間の社会的絆は弱く、住宅問題が様々に再生産されている。EU諸国の移民政策では多文化主義の後退、統合諸措置の強化が進み、フランスでも同様だが、反面、反差別の政策は進んでない。
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