研究課題/領域番号 |
20254006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
上北 恭史 筑波大学, 芸術系, 准教授 (00232736)
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研究分担者 |
花里 利一 三重大学, 工学研究科, 教授 (60134285)
稲葉 信子 筑波大学, 芸術系, 教授 (20356273)
松井 敏也 筑波大学, 芸術系, 准教授 (60306074)
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連携研究者 |
小野 邦彦 サイバー大学, 世界遺産学部, 教授 (50350426)
箕輪 親弘 防災科学技術研究所, 研究参事 (90425512)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
24,960千円 (直接経費: 19,200千円、間接経費: 5,760千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2009年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2008年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | プランバナン / インドネシア / 世界遺産 / 震災復旧 / 組積造構造物 / ヒンドゥー教 / ジョグジャカルタ / シバ祠堂 / 組石造建造物 / 組積造建造物 / ヒンドウー教 |
研究概要 |
本研究は2006年5月27日に起こった地震によって被災したインドネシア共和国ジャワ島中部の世界遺産プランバナン遺跡群及びその周辺の石造による組積造建造物遺産の破損メカニズムと修復計画策定の手法の開発を行うものである。研究は、1)常時微動測定と亀裂変位測定をシバ祠堂を中心に行い、2)シバ寺院内部構造解明のため、植民地時代に修復された記録をオランダの国立図書館にて調査を行い、3)遺跡公園の観光マネジメントの調査を行った。研究の結果、シバ祠堂は構造的に安定していることが明らかになった。またシバ祠堂に内部構造を示す歴史的資料はオランダにも現存していないことがわかったが、一部の資料からシバ祠堂の内部はコンクリートで補強されていることが想定される。そして遺跡公園を訪れる観光客の多くはプランバナン遺跡の中心であるロロ・ジョングラン寺院に集中して訪れているため、災害時の避難のためのガイドラインが必要なことが明らかになった。
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