研究課題/領域番号 |
20300096
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
岡ノ谷 一夫 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム, チームリーダー (30211121)
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連携研究者 |
アブラ デリシャット 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム研究員 (00391847)
上北 朋子 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム研究員 (90435628)
高橋 美樹 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム研究員 (90415216)
加藤 陽子 独立行政法人理化学研究所, 生物言語研究チーム研究員
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2010年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 大脳基底核 / 海馬 / 前頭前野 / コミュニケーション / 規則学習 / 音列 / 状況 / 言語の起源 / 運動前野 / 動物 / 分節化 / 前帯状皮質 / ブロカ野 / 鳴禽類 / 統計学習 |
研究概要 |
本研究は、連続的な音の流れを規則にもとづいて切り分ける能力と、連続的な行動文脈(状況)を規則にもとづいて切り分ける能力とが相互に影響しあうことで、漠然とした状況がしだいに明瞭になり部分音列によりラベルづけされるという言語の起源を扱う相互分節化仮説に実験的検証を加えようとしたものである。音列の分節化と文脈の分節化について個別の研究を進め、海馬と前頭前野が文脈の、基底核と前頭前野が音列の分節化に関わるとの結果を得たが、相互分節化過程の解明には至らなかった。今後さらなる研究の展開が必要とされる。
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