研究課題/領域番号 |
20300134
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
古市 貞一 独立行政法人理化学研究所, 分子神経形成研究チーム, チームリーダー (50219094)
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連携研究者 |
定方 哲史 独立行政法人理化学研究所, 分子神経形成研究チーム, 基礎科学特別研究員 (90391961)
篠田 陽 独立行政法人理化学研究所, 分子神経形成研究チーム, 研究員 (80403096)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | CAPS2 / 脳由来神経栄養因子 / 有芯小胞 / トランスゴルジ輸送 / 不安行動 / GABA / 抑制性シナプス / 脳由来神経脳栄養因子 / GABA作動性 / small GTPase Arf4/5 / トランスゴルジ網trans-Golgi / BDNF / 分泌 / 長期増強 / 海馬シナプス / 自閉症 / 発達障害 / 有芯性分泌小胞 |
研究概要 |
分泌関連タンパク質CAPSの細胞機能と生物学的な意義について、次の事が明らかになった。 1)CAPS2が、脳由来神経栄養因子BDNFの活動依存的な分泌の反応速度論的な増強に関与することを明らかにした。また、CAPS2 KOマウスでは、海馬のGABA作動性抑制性神経回路の発達と機能に異常があり、不安様行動が亢進していることが明らかになった。 2)有芯小胞の開口放出への関与に加え、CAPSは低分子GTP分解酵素Arf4/5と会合して、トランスゴルジ網における有芯小胞の生合成と輸送にも関係していることを明らかにした。
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