研究課題/領域番号 |
20300135
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 財団法人東京都医学総合研究所 (2011) (財)東京都医学研究機構 (2008-2010) |
研究代表者 |
山形 要人 財団法人東京都医学総合研究所, 脳発達・神経再生研究分野, プロジェクトリーダー (20263262)
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研究分担者 |
杉浦 弘子 財団法人東京都医学総合研究所, 基盤技術研究センター, 基盤技術研究職員 (40162870)
田中 秀和 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (70273638)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2008年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 樹状突起 / スパイン / プロトカドヘリン / 神経活動 / 自閉症 / arcadlin / TAO2キナーゼ / p38 MAPキナーゼ / 樹状突起スパイン / てんかん / グルタミン酸受容体 / スプライシング / エンドサイトーシス |
研究概要 |
Arcadlinは神経活動依存的に脳内で作られる膜蛋白質であり、TAO2-MEK3-p38 MAPKを活性化し、N-cadherinを細胞内移行させることによって興奮性シナプスを減らす。その生理作用、制御機構、ノックアウトマウス、病態との関連について解析した。その結果、1) arcadlin-N-cadherin複合体はGluR2と結合し、その内在化を促進すること、2) arcadlinの内在化がendophilin-3やarcを介すること、3) arcadlinの発現制御にCOX-2が関わること、4) arcadlinノックアウトマウスに行動異常が見られること、5) TAO2の遺伝子変異が発達障害を起こす可能性などを見出した。
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