研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、Sleeping Beauty(SB)と呼ばれる哺乳類でも機能するトランスポゾンシステムをラットにおいて確立した成果を基に、網羅的にラットで挿入突然変異を惹起してリソースを構築するための基礎データを得ることである。結果的に、SBトランスポザーゼのトランスジェニックラット(tg)と転写単位トラップベクターのtgとの雄のダブルtgから産子を得て、3日齢でGFP陽性個体を選抜、離乳後に耳介からRNAを抽出し3'RACE法で挿入部位を同定するプロトコルが確立できた。マウスと比較して表現型の解析がしやすいラットにおいてnull mutationのリソースを構築することは、マウスでできなかったことをラットにより可能となり、広い範囲のバイオメディカルサイエンスの領域を活性化させることにつながる。
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PLoS Genet. 7(1)
PLoS Genet.
巻: 7
Methods. 49(3)
ページ: 236-42
Methods 49
ページ: 236-242