研究課題/領域番号 |
20310044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
高梨 啓和 鹿児島大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (40274740)
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研究分担者 |
大木 章 鹿児島大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (20127989)
中島 常憲 鹿児島大学, 理工学研究科(工学系), 助教 (70284908)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 省資源技術 / バイオディーゼル燃料(BDF) / バイオディーゼル燃料 / 乳化 / 解乳化 / 精製 / 溶解度 / 分配平衡 / 低級脂肪酸 / アルカリ金属 / アサカリ金属 |
研究概要 |
アルカリ触媒を用いて植物油脂からバイオディーゼル燃料(BDF)を合成する際に含まれるアルカリ金属を抽出するために必要な水の量を、理論的・実験的に求めた。その結果、石鹸として存在しているアルカリ金属を抽出する際にゲル化しない量の水を用いれば、自動車燃料-混合用脂肪酸メチルエステル規格であるJIS K 2390を満たせることが明らかになった。必要な水の量は、脂肪酸塩の種類、水洗前の石鹸濃度と抽出温度により異なる。例えば、オレイン酸メチル中のオレイン酸カリウムを353 K で抽出する場合、初濃度が35mg-K/kgであれば0.16%の水で精製可能であった。これは、既存技術における最大水使用量を300%とした場合の1,875分の1である。
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