研究課題/領域番号 |
20310050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田口 精一 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (70216828)
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研究分担者 |
佐藤 敏文 北海道大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (80291235)
松本 謙一郎 北海道大学, 大学院・工学研究院, 助教 (80360642)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | 循環材料生産システム / 生分解性プラスチック / バイオプロセス / 進化工学 / ポリヒドロキシアルカン酸 / バイオベースポリマー / 乳酸ポリマー / 微生物工場 / 重合酵素 / キラルモノマー / 基質特異性 / 進化分子工学 / ポリマー物性 / モノマー組成 |
研究概要 |
再生可能バイオマス原料から高性能バイオポリマーを微生物生産させるシステム(微生物工場)の開発を行った。最も大きなブレイクスルーは、「乳酸重合酵素=LPE」の発見である。従来の微生物ポリマーPHA(ポリヒドロキシアルカン酸)の重合酵素の改変研究を積み重ねてきた過程で見出された。この酵素を大腸菌に遺伝子導入することにより、バイオマス由来グルコースから乳酸を取り込んだポリマーが“一気通貫"に細胞内に合成された。また、代謝と酵素の複合改変を試みたところ、ポリマー中の乳酸分率が6%から47%に上昇した。さらに、合成ポリマーの基礎物性を調べ、従来のポリ乳酸(PLA)と微生物ポリマーPHB(ポリヒドロキシブタン酸)との比較において、ユニーク性を見出した。
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