研究課題/領域番号 |
20310066
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
小平 哲也 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノシステム研究部門, 主任研究員 (40356994)
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研究分担者 |
江島 丈雄 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (80261478)
池田 拓史 独立行政法人産業技術総合研究所, コンパクト化学システム研究センター, 主任研究員 (60371019)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2008年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 顕微分光 / ゼオライト / ナノワイヤー / 可視領域分光 / 軟X線 / 粉末X線回折 / 顕微分光法 / 量子細線 / 自己組織化 / 光物性 / 単結晶 / 有機半導体 / 半導体量子細線 / ゼオライト単結晶 / 粉末X線回折法 / 光電子分光 / 一次元電子系 / 偏光分光 |
研究概要 |
多孔質結晶であるゼオライトの一種で内径0.7nmの一次元細孔を有するAlPO4-5単結晶を主たる容器として用い,半導体のセレン(Se)及び芳香族分子のアントラセンを細孔内に一次元配列させた系を創製した。一次元性に由来する異方的・特異的電子物性の発現と観測を顕微偏光分光法により研究した。Seではtrigonal Seと呼ばれる結晶Seの3回らせん構造鎖を抽出したような電子状態であった。一方,アントラセンでは,分子配向を細孔内で抑制することにより分子間π-π相互作用を誘起し,それに基づく一次元的分子間相互作用を期待したが,それに由来するような現象は観測できなかった。
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