研究課題/領域番号 |
20320024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
山口 和子 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (90093476)
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研究分担者 |
西村 清和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50108114)
長野 順子 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 教授 (20172546)
川田 都樹子 甲南大学, 文学部, 教授 (00236548)
前川 修 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (20300254)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2008年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 触覚性 / アブジェクト / セルフ・ポートレート / アナログ / デジタル / ブラッサイ / カーアン / トゥオンブリ / 反芸術 / 視覚中心主義 / サイ・トゥオンブリ / セクーラ / クロード・カーアン / シンディ・シャーマン / ジェンダー / ポストモダン / 遠近法的視 / 触覚 / サイ・トオンブリ / クロード・カオン / 脱視覚化 / シャーカフスキー / ゲルハルト・リヒター / 写真 / 触覚的視 / 美と倫理 / 無垢な目 / アラン・セクーラ |
研究概要 |
写真の非芸術的側面と従来みなされてきた細部の再現からなる触覚的質が、視覚をモデルとするモダンの美的ヒエラルキーと知を揺るがし、日常的なものや無意味なもの、アブジェクトなものや非焦点性を芸術の世界に組み入れ、芸術のポストモダン的状況を作り出すと共に、アパレイタスとしてのその特性は自我やリアリティーの消失に対応している。他方、芸術と写真とのこの近接は写真の非芸術的な起源への問を再び呼び起こしている。
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