研究課題/領域番号 |
20320025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
下原 美保 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (20284862)
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研究分担者 |
加藤 哲弘 関西学院大学, 文学部, 教授 (60152724)
乕尾 達哉 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (30164065)
石川 千佳子 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (10184483)
山崎 剛 金沢美術工業大学, 美術工芸学部, 准教授 (70210391)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 在外やまと絵コレクション / 日本美術史形成 / 英の日本美術受容者 / 米の日本美術受容者 / 国際情報交換 / やまと絵再評価 / 文化財アーカイブ / 近世やまと絵 / 絵画における古典復興 / 在外日本美術コレクション / 日本美術観 / 画史・画論書 / 絵画における古典解釈 / 英・米の日本美術受容者 / イギリス / 在外工芸コレクション / 絵画表現における古典解釈 / やまと絵 / 日本美術交流史 / 日本美術史観 / 英の日本美術 / 米の日本美術 |
研究概要 |
本研究の主な成果は以下の2点である。 (1)明治期における英・米の日本美術コレクション及びその分類、画史・画論書の所蔵状況、研究者やコレクターの書籍類を確認した。その結果、英国では、主にtaxonomy(分類学)に基づき日本美術が収集され、これらを基に体系化した日本美術史形成が行われていたことを確認した。一方、米国では各々のコレクターが意識的に作品を選び、収集していたことを確認した。 (2)(1)の研究成果をもとに、やまと絵を視座においた国際研究会、シンポジウムを開催することで、明治期に形成された日本美術史は、日・英・米の日本美術史観が相互に影響を与えながら形成されたことを確認した。
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