研究課題/領域番号 |
20320033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
長田 謙一 首都大学東京, 大学院・システムデザイン研究科, 教授 (20109151)
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研究分担者 |
楠見 清 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (30514004)
山口 祥平 首都大学東京, システムデザイン学部, 助教 (60376910)
後小路 雅弘 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (50359931)
加藤 薫 神奈川大学, 経営学部, 教授 (40291968)
三宅 晶子 千葉大学, 文学部, 教授 (50157608)
吉見 俊哉 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40201040)
小林 真理 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (40257176)
山本 和弘 栃木県立美術館, 学芸員 (30360473)
鴻野 わか菜 千葉大学, 文学部, 准教授 (50359593)
木田 拓也 独立行政法人東京国立近代美術館, 主任研究員 (40300694)
神野 真吾 千葉大学, 教育学部, 准教授 (90431733)
藤川 哲 山口大学, 人文学部, 准教授 (50346540)
赤塚 若樹 首都大学東京, 人文学研究科, 准教授 (80404953)
久木元 拓 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (90514092)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2010年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2009年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2008年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 美術 / 芸術 / プロパガンダ / 冷戦 / 冷戦後 / 総力戦 / 全体主義 / 文化戦 / 国際展 / 伝統工芸 / 文化政策 / 映画 / 国際美術展 / アートプロジェクト / アメリカ / 日本 / 東西ドイツ / 冷戦期 / 芸術変容 |
研究概要 |
従来プロパガンダと芸術は、全体主義下のキッチュ対自律的芸術としてのモダニズムの対比図式のもとに考えられがちであった。しかし本研究は、両者の関係について以下の様な新たな認識を多面的に開いた:プロパガンダは、「ホワイト・プロパガンダ」をも視野に入れるならば、冷戦期以降の文化システムの中に東西問わず深く位置付いていき、芸術そのもののありようをも変容させる一要因となるに至った;より具体的に言えば、一方における世界各地の大型国際美術展に示されるグローバルなアートワールドと他方におけるクリエイティブ産業としてのコンテンツ産業振興に見られるように、現代社会の中で芸術/アートはプロパガンダ的要因と分かち難い形で展開している;それに対する対抗性格をも帯びた対抗プロパガンダ、アートプロジェクト、参加型アートなどをも含め、芸術・アートは、プロパガンダとの関係において深部からする変容を遂げつつあるのである。
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