研究課題
基盤研究(B)
『天路歴程』の漢文訳について、Burns訳の伝播と変容を詳細に検討し、近代東アジアにおけるその影響力の強さを明らかにした。また、もう一つの文言訳『勝旅景程』等、Burns訳の系譜とは異なる翻訳について、これまでなされていなかった書誌調査を進めた。これらの作業によって、近代東アジアにおけるキリスト教の宣教において漢文体が東アジアの諸言語へ放射状に展開する媒介言語となったこと、それによって漢文体自体の変容が起きたことが明らかになった。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (9件) 図書 (5件) 備考 (2件)
叙説(奈良女子大学)
巻: 38 ページ: 96-109
福澤諭吉年鑑(社団法人福澤諭吉協会) 37
ページ: 75-92
福澤諭吉年鑑(福澤諭吉協会)
巻: 37 ページ: 75-92
新古典文学大系明治編5『海外見聞集』のうち『訪事日録』注釈および解説「天然自由の文体」を分担執筆(岩波書店)
沈国威・内田慶市編著『近代東アジアにおける文体の変遷,』のうち「近代訓読体と東アジア」を分担執筆(白帝社)
ページ: 109-119
文学(岩波書店) 第10巻6号
ページ: 38-48
超域文化科学紀要(Burns訳) 第14号
ページ: 123-140
世界の中の日本の役割を考える : 岩倉使節団を出発点として(米欧亜回覧の会編)(慶應義塾大学出版会)
超域文化科学紀要(東京大学大学院総合文化研究科) 14
文学(岩波書店) 10-6
米欧亜回覧の会編『世界の中の日本の役割を考える:岩倉使節団を出発点として』のうち「漢文脈の中の『米欧回覧実記』」を分担執筆(慶應義塾大学出版会)
ページ: 84-96
大航海 第67号
ページ: 66-72
大航海 第66号
ページ: 77-85
大航海 66
大航海 67
http://friday.c.u-tokyo.ac.jp
http://friday.skr.jp/wk/