研究課題/領域番号 |
20330031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川島 真 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (90301861)
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研究分担者 |
茂木 敏夫 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (10239577)
岡本 隆司 京都府立大学, 文学部, 教授 (70260742)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 冊封・朝貢 / 互市 / 朝貢と条約 / 歴史と記憶 / 伝統としての記憶の形成 / 中国のアジア観 / 中華思想 / 冊封 / 朝貢 / 記憶 / 伝統的外交 / 主権 / 領土と版図 / 国際的地位 / 伝統の創造と記憶化 / 中国の大国化 / 中国のアジア外交 / 「中華思想」 / 中国のアジア主義 / 周辺外交 / 中国の対外観 / 条約と朝貢 / 中国の外交思想 / 大国としての中国 / 中国の周辺外交 |
研究概要 |
本科研は、所期の計画に従って、主に以下のような事例研究を提示した。第一に、冊封や朝貢に代表される中国の諸王朝と周辺諸国との関係は19世紀末に終焉するが、その過程で、清と周縁諸国との冊封・朝貢関係が言わば近代的国家関係を利用しつつ再編されたことに関する事例研究を示すことができた。第二に、20世紀に入り、中国が19世紀以前の周辺諸国との関係を、ナショナリズムの動向や日本との戦争、その時々の外交政策などとも関連させながら、伝統的な周辺との関係として記憶化してきたことが事例研究で示された。
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