研究課題/領域番号 |
20330060
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 独立行政法人経済産業研究所 |
研究代表者 |
玉田 俊平太 独立行政法人経済産業研究所, ファカルティフェロー (60312790)
|
研究分担者 |
相馬 亘 日本大学, 理工学部, 准教授 (50395117)
藤原 義久 (株)国際電気通信基礎研究所, メディア情報科学研究所, 客員研究員 (50358892)
青山 英明 (青山 秀明) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40202501)
家富 洋 新潟大学, 自然科学系, 教授 (20168090)
井上 寛康 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (60418499)
|
連携研究者 |
藤田 昌久 独立行政法人経済産業研究所, 所長 (90281112)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2010年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
|
キーワード | 空間経済学 / イノベーション / ネットワーク |
研究概要 |
本研究では、企業間の取引(ニーズ)と特許の発生(シーズ)に着目し、現在の日本の企業間イノベーションシステムがどのように構築されているかを分析した。データとして100万の企業をノードとし、それらにおける取引と特許の共同出願によるリンクからなる多重ネットワークを分析した。分析に、産業連関表、ERGモデル、ベイジアンネットワークの3つを用いた。産業連関表の分析から、取引金額よりも取引件数の方が共同出願により影響を与えているであろうことが推測された。続いてERGモデルに基づく分析から、企業間の取引は双方向になり、取引と特許の共同出願は同時に発生しやすいことがわかった。またこれより複雑な関係はあまり有意に発生しないこともわかった。最後にベイジアンネットワークに基づく分析から、企業間の取引関係が判明すれば、特許の共同出願と産業の種類は独立になることがわかった。
|