研究課題
基盤研究(B)
本研究の成果は、在日コリアンや在米コリアン、韓国人、中国朝鮮人などの韓国系移住者は受入れ社会に適応するために民族関係をひとつの移民資源として機能していることを明確にしていることである。1)米国のニューヨーク市において、中国朝鮮族は在米コリアンの移民基盤の上で定着している。2)日本の奈良県において、夜間中学は外国人住民が日本社会に適応できる共生の場として機能している。3)韓国のソウル市において、中国朝鮮族は家族や親族関係、友人関係などを軸にして仕事を得ている。つまり、中国朝鮮族は韓国、日本、米国という受け入れ社会において、韓国人との民族関係を再構築する形で移民社会を形成している。
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アゴラ(天理大学地域文化研究センター紀要)
巻: No.7 ページ: 53-72
アゴラ(天理大学地域文化研究センター紀要) No.7
ページ: 53-72
ページ: 53-62
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