研究課題/領域番号 |
20330130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 国立保健医療科学院 |
研究代表者 |
筒井 孝子 国立保健医療科学院, 福祉サービス部, 室長 (20300923)
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連携研究者 |
宮野 尚哉 立命館大学, 理工学部, 教授 (10312480)
東野 定律 静岡県立大学, 経営情報学部, 講師 (60419009)
山内 康弘 帝塚山大学, 経済学部, 講師 (20533996)
高橋 紘士 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (00171520)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2008年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 社会福祉関係 / 政策研究 / 応用数学 / 老化 / 解析・評価 |
研究概要 |
本研究では、研究者らが構築した2,000万人分の要介護高齢者の状態に関する経年的な変化を示したデータベースを用いて、新たな要介護高齢者の分類を開発した。この分類は、高齢者の状態像の変化データから、維持・改善・悪化の3群に高齢者を弁別するものであり、これは、従来、介護予防対象者の選定を単に認定時点で「要介護が低い」というだけでスクリーニングがなされていたのに対し、経年的に改善する可能性があるかどうかを焦点においた、真に介護予防施策が有効な高齢者群を選定するという手法を実証したという点において意義がある成果であった。また、この研究成果をもちいたガイドラインを作成した。これによって、介護予防ケアプランの作成業務に忙殺されてきた地域包括支援センター職員に対し、科学的根拠に基づいたサービス提供方法を提示することとなり、介護保険行政においても、重要性の高いものとなると予想される。
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