研究課題
基盤研究(B)
半導体カーボンナノチューブの光学的性質は、強い振動子強度と大きな束縛エネルギーを持つ一次元励起子に支配されており、大きな三次光学非線形性の発現が期待される。本研究では、高度に孤立化させた半導体単層ナノチューブにフェムト秒過渡吸収分光を適用し、コヒーレント非線形光学応答のスペクトルを詳細に測定した。その結果、低次元半導体の励起子遷移近傍でしばしば観測される光シュタルク効果に加え、励起子-励起子散乱に基づく新しい機構のコヒーレント非線形光学応答を見出した。
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Physical Review B
巻: 83
Physical Review Letters
巻: 105
Physical Review B 80
Journal of Physics:Conference Series 148
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