研究課題/領域番号 |
20340103
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
上妻 幹旺 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (10302837)
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連携研究者 |
本多 和仁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70408706)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | 量子情報 / ボース凝縮 / 猫状態 / レーザー冷却 / スピンスクイーズ / ルビジウム / スピンスクーズ |
研究概要 |
本研究は、中性原子気体のボース凝縮体を利用して量子猫状態を生成することを目的としている。まず、ダブル磁気光学トラップ用超高真空槽、ならびにクローバーリーフ型磁場トラップを構築し、^<87>Rb原子のボース凝縮体を生成した。しかし磁場トラップによる磁気シールドの磁化の影響で、10μG以下まで残留磁場を抑圧することが難しかったため、光トラップのみを用いてボース凝縮体を生成する方式に切り替えることにした。YVO_4結晶を用いて1.06um、10Wのレーザーを自作し、その出力を真空ガラスセルをふくむボウタイ型光共振器に導入することで、十分なポテンシャルを有する光トラップを構成することに成功した。この光トラップは、パーマロイ磁気シールドと共存しており、磁気光学トラップを内部で行っても、残留磁界を数μG、残留磁場勾配を2μG/cmにとどめることが出来る。今後、この系を利用して、当初目的を達成する予定である。
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