研究課題/領域番号 |
20340147
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
杉山 和正 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (40196762)
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研究分担者 |
横山 嘉彦 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (00261511)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | RMC解析 / シンクロトロン放射光 / メゾスコピック / 非晶質構造 / 天然鉱物 / X線異常散乱法 / RMC法 / 複雑構造 / 金属ガラス |
研究概要 |
局所構造単位で結晶構造を整理する鉱物学に、中距離秩序構造という新しい研究視点が芽生え始めている。本研究では、特異な結晶化プロセスを経るため周期構造を達成できなかった潜晶質鉱物およびメタミクト鉱物など物質の変遷過程を凍結した鉱物(メゾスコピック鉱物)chrysocollaおよび合成naegiteを題材に、天然鉱物に潜む中距離秩序構造と結晶化プロセスの関係を解明した。そしてさらに、準結晶を晶出するZr-Pd系およびZr-Pt系非晶質合金を中心に、その結晶化プロセスとランダム構造の関係に関して研究を推進した。今研究成果は、本研究代表者が独自に開発した、高エネルギーX線回折、X線異常散乱およびreverse Monte Carlo法のドッキングによるAXS-RMC法の実施によってのみ得られる研究成果である。
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