研究課題/領域番号 |
20340159
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
湯上 登 宇都宮大学, 工学研究科, 教授 (60220521)
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研究分担者 |
東口 武史 宇都宮大学, 工学研究科, 准教授 (80336289)
萩行 正憲 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10144429)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2008年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | チャープ / テラヘルツ / 電離面 / DARC / フラッシュ電離 / プラズマ |
研究概要 |
静電場を励起した大気中において,位相制御された超短パルス高強度レーザーにより誘起されるパルス放電プラズマからのテラヘルツ電磁波の発生を観測した.観測されるテラヘルツ電磁波のピーク周波数は,電離の立ち上がり時間に依存した.パルス幅30fsおよび100fsのレーザーを用いた場合のテラヘルツ電磁波の中心周波数は,それぞれ0.3THzと0.1THzであった.また,テラヘルツ電磁波と超短パルスレーザーにより生成されたプラズマの相互作用を用いてフラッシュ電離の原理実証実験を行った.フラッシュ電離とは,電磁波の周辺を瞬時にプラズマ化することによって,プラズマ周波数に依存し電磁波の周波数上昇変換が引き起こされる現象である.ZnSe結晶にレーザーを照射することによって0.35THzからおよそ3THzへの周波数上昇変換を観測した.
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