研究課題/領域番号 |
20350039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
林 久史 日本女子大学, 理学部, 准教授 (60250833)
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研究分担者 |
河村 直己 高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 副主幹研究員 (40393318)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
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キーワード | 状態選別XAFS / 価数選別XAFS / スピン選別XAFS / 化学シフト / 共鳴X線非弾性散乱 / 価数揺動材料 / ランタノイド材料 / 局所構造 |
研究概要 |
高分解能測定したL_<γ4>線を用いた、新しい化学状態分析法を開発した。L_<γ4>線は非常に弱いが(だからこれまで利用されなかった)、我々が開発した「孔雀型分光器」によって、EuやCeの高精度なL_<γ4>スペクトルを、1eV以下の高分解能で得ることに成功した。観測したL_<γ4>スペクトルは、それぞれEuの価数の違いとCe周りの配位環境の違いに応じて、化合物ごとに大きな違いを示した。こうした性質を使い、L_<γ4>の部分蛍光収量測定を通じて、EuL_<γ4>が「価数を選別したX線吸収測定」に応用できることを証明した。またCeL_<γ4>がCe材料における電荷移動の研究に利用できることも示した。
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