酸化チタン複合ナノファイバーを用いた光機能材料系の構築

• 研究課題/領域番号: 20350090
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 機能材料・デバイス
• 研究機関: (財)神奈川科学技術アカデミー
• 研究代表者: 藤嶋 昭 (財)神奈川科学技術アカデミー, 重点研究室, 室長 (30078307)
• 研究分担者: 中田 一弥 財団法人神奈川科学技術アカデミー, 重点研究室光触媒グループ, 研究員 (70514115)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円); 2008年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
• キーワード: 光触媒 / 酸化チタン / エレクトロスピニング

研究概要

本研究では実用性に富んだ高効率環境浄化材料の開発を目指すために、エレクトロスピニング法によるTiO_2系複合ナノファイバーの合成を行うことを目的とする。具体的に下記の成果をあげた。
(1)TiO2-PDMS系複合ファイバーの合成、(2)TiO2-Al2O3系複合ファイバーの合成、(3)TiO2-WO3系複合ファイバーの合成、(4)TiO2-導電性ポリマー複合ファイバーの合成、(5)TiO2-Ag系複合ファイバーの合成、(6)ステンレスメッシュへのナノファイバーのコーティング、(7)得られた試料の光触媒特性評価、(8)得られた試料の耐久性評価、(9)既存の光触媒材料との比較

研究成果

• [雑誌論文] Facile fabrication of Ag nanoparticles-TiO_2 nanofiber composites and their photocatalytic performance (2011)
  • 著者名/発表者名: K.R.Reddy, K.Nakata, T.Ochiai, T.Murakami, D.A.Tryk, A.Fujishima
  • 雑誌名: J.Nanosci. Nanotechnol. 11 ページ: 3692-3695
  • 査読あり
• [雑誌論文] Facile fabrication of Ag nanoparticles-TiO_2 nanofiber composites and their photocatalytic performance (2011)
  • 著者名/発表者名: K.R.Reddy, K.Nakata, et al.
  • 雑誌名: Journal of Nanoscience and Nanotechnology 巻: 11 ページ: 3692-3695
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nanofibrous TiO_2-Core/Conjugated Polymer-Sheath Composites : Synthesis, Structural Properties and Photocatalytic activity (2010)
  • 著者名/発表者名: K.R.Reddy, K.Nakata, T.Ochiai, T.Murakami, D.A.Tryk, A.Fujishima
  • 雑誌名: J.Nanosci. Nanotechnol. 10 ページ: 7951-7957
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nanofibrous TiO2-Core/Conjugated Polymer-Sheath Composites : Synthesis, Structural Properties and Photocatalytic activity (2010)
  • 著者名/発表者名: K.R.Reddy, K.Nakata, et al.
  • 雑誌名: Journal of Nanoscience and Nanotechnology 巻: 10 ページ: 7951-7957
  • 査読あり
• [雑誌論文] Electrospun fibers composed of Al_2O_3-TiO_2 nanocrystals (2009)
  • 著者名/発表者名: K.Nakata, N.Watanabe, Y.Yuda, D.A.Tryk, T.Ochiai, T.Murakami, Y.Koide, A.Fujishima
  • 雑誌名: J.Ceram. Soc.Japan 117 ページ: 1203-1207
  • 査読あり
• [雑誌論文] Electrospun fibers composed of Al2O3-TiO2 nanocrystals (2009)
  • 著者名/発表者名: K.Nakata, N.Watanabe, et al.
  • 雑誌名: J.Ceram. Soc.Japan 117 ページ: 1203-1207
  • NAID: 130000304950
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nanofibrous TiO2-Core/Conjugated Polymer-Sheath Composites : Synthesis, Structural Properties and Photocatalytic activity
  • 著者名/発表者名: K.R.Reddy, K.Nakata, et al.
  • 雑誌名: Journal of Nanoscience and Nanotechnology accepted
  • 査読あり
• [学会発表] 環境をきれいにできる光触媒の活躍 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中田一弥
  • 学会等名: 平成22年度東海シンポジウム
  • 発表場所: 名古屋国際会議場(Nagoya, Japan)
  • 年月日: 2011-01-28
• [学会発表] 環境をきれいにできる光触媒の活躍 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中田一弥
  • 学会等名: 平成22年度東海シンポジウム
  • 発表場所: 名古屋国際会議場
  • 年月日: 2011-01-28
• [学会発表] TiO_2 Photocatalysis-Present Situation and Future Approaches (2011)
  • 著者名/発表者名: 中田一弥
  • 学会等名: BMMP-11
  • 発表場所: Noyori Conference Hall, Nagoya University (Nagoya, Japan)
  • 年月日: 2011-01-25
• [学会発表] TiO_2 Photocatalysis-Present Situation and Future Approaches (2011)
  • 著者名/発表者名: 中田一弥
  • 学会等名: BMMP-11
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2011-01-25
• [学会発表] エレクトロスピニング法のよる可視光応答型TiO2-WO3複合ファイバーの合成と光触媒活性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤友里, 中田一弥, 落合剛, 酒井秀樹, 村上武利, 阿部正彦, 藤嶋昭
  • 学会等名: 日本化学会第89春季年会
  • 発表場所: 日本大学理工学部船橋キャンパス
  • 年月日: 2009-03-28
• [学会発表] エレクトロスピニング法による可視光応答型TiO2-WO3複合ファイバーの合成と光触媒活性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤友里, 中田一弥, 他
  • 学会等名: 日本化学会 第89春季年会
  • 発表場所: 日本大学 船橋キャンパス
  • 年月日: 2009-03-28
• [学会発表] エレクトロスピニング法および陽極酸化法による酸化チタンファイバーおよびナノチューブの作製とその光触媒特性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 中田一弥
  • 学会等名: 光機能材料研究会第21回講演会
  • 発表場所: 東京大学先端科学技術研究センター
• [学会発表] エレクトロスピニング法によるTiO2-Al2O3複合ファイバーの作製 (2008)
  • 著者名/発表者名: 渡辺信幸, 中田一弥, 落合剛, 村上武利, 小出芳弘, 藤嶋昭
  • 学会等名: 第15回シンポジウム光触媒反応の最近の展開
  • 発表場所: KSPホール
  • 年月日: 2008-12-02
• [学会発表] エレクトロスピニング法による可視光応答型TiO2-WO3複合ファイバーの合成と光触媒活性 (2008)
  • 著者名/発表者名: 後藤友里, 宇田川敬三, 中田一弥, 落合剛, 酒井秀樹, 村上武利, 阿部正彦, 藤嶋昭
  • 学会等名: 第15回シンポジウム光触媒反応の最近の展開
  • 発表場所: KSPホール
  • 年月日: 2008-12-02
• [学会発表] エレクトロスピニング法によるTiO2-Al2O3複合ファイバーの作製 (2008)
  • 著者名/発表者名: 渡辺信幸, 中田一弥, 他
  • 学会等名: 第15回シンポジウム光触媒反応の最近の展開
  • 発表場所: かながわサイエンスパーク
  • 年月日: 2008-12-02
• [学会発表] エレクトロスピニング法による可視光応答型TiO2-WO33複合ファイバーの合成と光触媒活性 (2008)
  • 著者名/発表者名: 後藤友里, 中田一弥, 他
  • 学会等名: 第15回シンポジウム光触媒反応の最近の展開
  • 発表場所: かながわサイエンスパーク
  • 年月日: 2008-12-02