研究課題/領域番号 |
20350096
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
馮 旗 香川大学, 工学部, 教授 (80274356)
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研究分担者 |
田中 康弘 香川大学, 工学部, 准教授 (10217086)
伊藤 寛 (伊藤 覚) 香川大学, 大学本部, 理事 (60112249)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | TiO_2ナノ粒子 / 色素増感型太陽電池 / 露出結晶面の制御 / 高い色素吸着量 / チタン酸ナノシート / 水熱ソフト化学反応 / 粒子形状制御 / 光触媒 |
研究概要 |
層状チタン酸ナノシートから特定の結晶面を露出するアナターゼ型TiO_2ナノ粒子の新規合成プロセスを開発し、特定の結晶面における光触媒特性や色素吸着・増感特性を調べた。層状チタン酸ナノシートを水熱処理して(010)結晶面を多く露出する各種粒子形状のアナターゼ型TiO_2ナノ粒子を合成した。(010)結晶面は光触媒活性が高く、色素太陽電池用N719色素に対する吸着量が高い。色素増感型太陽電池特性を評価した結果から色素吸着量の高いTiO_2ナノ粒子は高い開路電圧値を示し、吸着平衡定数の高いTiO_2ナノ粒子は高い短絡電流値を示す。吸着パラメーターと太陽電池特性パラメーターとの定量的相関関係を初めて明らかにした。
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