配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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研究概要 |
広い視野を持つレーザ顕微鏡により円筒面の観察を行った.円筒面を回転させつつ,レーザを円筒面の母線方向に走査させることで,円筒面の全面を短時間で観察することができる.得られた観察画像は,円筒面の展開図になっているので,円筒面の任意の2点間の距離も簡単に測定することができる.円筒面の観察の例として,TiN被膜付きの直径10mmの4枚刃エンドミルを観察した.円筒面上の切れ刃はらせん形状に見えるが,展開図にしたところ切れ刃は直線であることが分かった.エンドミルの円筒面は,かなりの凹凸があるため,非常に観察しにくい表面である.しかし,本研究で開発したレーザ顕微鏡は深い焦点深度を持っているために,特に焦点位置を調整しなくてもエンドミルの全面を観察することができた.他にも多くの円筒面の観察を行った.
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