配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2009年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2008年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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研究概要 |
歩行分析は,整形外科やリハビリテーション分野で非常に有用な技術として広く使用されているが,現状よく用いられている据え置き型の3次元動作解析装置と床反力計の組み合わせでは場所や歩数に制限があることが問題であるため,場所を選ばず,連続計測も可能なウエアラブルなセンサシステム開発のニーズは非常に大きい.本研究では,超薄型・超軽量で姿勢センサも内蔵した6軸の移動式床反力センサプレート,および,それを2個柔軟な履物に装着した履き心地のよいウエアラブル床反力センサを開発し,実験により良好な精度で計測できることを確認した.別途開発した下肢用のウエアラブルな姿勢センサとあわせて下肢の運動解析システムを構築し,従来は困難であった階段昇降などでの連続歩行などにおいても,歩行中の関節モーメントの推定に見通しが得られ,提案法の有効性が確認できた.
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