研究課題/領域番号 |
20360133
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
角田 匡清 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (80250702)
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研究分担者 |
中村 哲也 (財)高輝度光科学研究センター, 利用研究推進部門軟X線赤外チーム, チームリーダー主幹研究員 (70311355)
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研究協力者 |
三俣 千春 東北大学, 大学院・工学研究科, 客員教授
高橋 宏和 東北大学, 大学院・工学研究科, 博士
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2008年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 物性実験 / 磁性 / 磁気記録 / X線 / 分光 / 交換磁気異方性 / 磁気円二色性 / 磁気異方性 / ハードディスク / MRAM / スピンエレクトロニクス / ハードデイスク |
研究概要 |
Mn^<74> Ir^<26>/Co_<100-x> Fe_x積層膜の交換磁気異方性の大きさと界面誘起非補償反強磁性スピンとの相関を見出した。交換磁気異方性の大きさはx=25at.%で最大となり、非補償反強磁性スピンを表すMnのX線磁気円二色性(XMCD)は負号ならびに大きさが組成xに対して系統的に変化した。両者の間には直線的相関があり、両者を結びつける隠されたパラメータは界面における交換結合であり、それが強磁性層組成に対して変化するものと考えられた。上記知見に基づき、大きなMn-XMCDを誘導する強磁性層を形成すべく極薄のCo-Fe層をL1_2-Mn_3Ir/Co_<65> Fe_<35> 積層膜の界面に挿入することで1. 2erg/cm^2を超える大きな交換磁気異方性材料の開発に成功した。
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