研究課題/領域番号 |
20360242
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
楠田 哲也 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50037967)
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研究分担者 |
門上 希和夫 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (60433398)
上田 直子 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (10433400)
島谷 幸宏 九州大学, 工学研究院, 教授 (40380571)
山西 博幸 佐賀大学, 低平地研究ンター, 准教授 (20240062)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | カワスナガニ / メガローパ / 北川河口 / 甲殻類 / シミュレーション / 選好性 / ハビタット / 化学物質 |
研究概要 |
希少生物であるカワスナガニが生息する宮崎県五ヶ瀬川水系北川感潮域にて、カワスナガニを保全する生態工学的河川環境保全手法を提案するために、生息数の現地調査を継続し、生活史を解明するために室内生育試験を試みるとともに、室内生育試験では達成が困難なメガローパの種判別用遺伝子解析を実施できるようにし、河床粒度を主にした生息空間の特性を解明した。加えて、HEP等の生物生息空間の好ましさを明らかにする手法を利用して、総合的な判定方法を利用して、保全方法を提案した。提案した保全方法は、塩水楔の先端付近の岸辺にカワスナガニの成長に応じてもぐりこめる粒度の河床を河川横断方向に確保すること、および、出水時の土砂輸送・堆積の際にも粒度分布の変化幅が変化しないように堆積させる河川構造・構造物を備えることである。
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