研究課題/領域番号 |
20360298
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
松田 厚範 豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70295723)
|
研究分担者 |
武藤 浩行 豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20293756)
小暮 敏博 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (50282728)
打越 哲郎 物質・材料機構, 微粒子グループ, 主幹研究員 (90354216)
片桐 清文 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30432248)
逆井 基次 豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 教授(現名誉教授) (50124730)
河村 剛 豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10548192)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2008年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
|
キーワード | 機能性ガラス / ゾル-ゲル法 / ハイブリッド / 無機-有機ハイブリッド / 微結晶 / 温水処理 / 酸化チタン / 紫外光照射 / 親水-撥水 / 光触媒 / 光記録 / 外部場 |
研究概要 |
TiO_2系同様に、ZnO、SnO_2およびWO_3ゲル膜に対しても、温水処理が有効な低温結晶化手法であることを確認した。また、ZrO_2およびBaZrO_3ゲル膜が、塩基性の温水に浸漬することによって、低温結晶化することを明らかにした。また、温水処理によって作製したアナターゼナノ微結晶分散薄膜が、色素増感太陽電池の光電極として機能することや、Pd光電着によってオプティカル水素センサとして実用レベルの優れた特性を示すことを実証した。 無機有機ハイブリッドゲル膜は、フェニル基含量が増大するほど、室温インプリント特性が向上し、ビニル基やチタニアの添加によって光硬化性が増大することなどがわかった。また、TiO_2を多量に含むAg/AgCl-RSiO_<3/2>-TiO_2系ハイブリッド膜が、青色光照射と熱処理によって可逆的に光学物性が変化し、ホログラム記録に有望であることがわかった。また、アゾベンゼンを含む無機有機ハイブリッド膜が、紫外・可視光照射による光異性化によって可逆的に吸光度変化を示すことなどを明らかにした。
|