研究課題/領域番号 |
20360343
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井上 亮 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (70111309)
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研究分担者 |
有山 達郎 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10436165)
北村 信也 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (80400422)
岡部 徹 東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00280884)
山本 高郁 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60467537)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | レアメタル / 鉄鋼製造プロセス / 還元 / 酸化 / 分離 / ニオブ / バナジウム / 溶銑予備処理スラグ / 転炉スラグ / 鉱物相 / 濃化 / 溶解度 / 炭化物生成 / 高炉スラグ / 炭素還元 / ニオブ分配比 |
研究概要 |
溶銑中V溶解度の温度依存性、高炉スラグ/溶銑間V分配比から、鉄鉱石中のVは炭化物を析出せずに溶銑に移行することがわかった。溶銑予備処理および転炉工程でV及びNbが含FeOスラグ中に取り込まれることを見出した。このスラグの冷却凝固過程でV はCalcium silicate相およびCaO-FeO-Al_2O_3相に、NbはCaO-FeO-Al_2O_3相に、PはCalcium silicate相にそれぞれ濃縮したことから、これらの鉱物相を分離することによって、高濃度のV、Nb、Pを含む鉱石代替品とすることが可能であった。
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