配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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研究概要 |
可変領域Fvを材料として各種Fvの安定性が抗原の有無で変わることを利用した免疫測定法であるオープンサンドイッチ(OS)法を利用して,通常のサンドイッチ法では検出が困難な,低分子ペプチドの高感度な非競合検出系を創出することを目的とした。新規開発したFab断片ファージ提示法を利用することで,甲状腺ホルモンであるチロキシン,高病原性インフルエンザウィルスペプチドについてハイブリドーマ細胞を用いず免疫マウスから直接OS法に適した抗体を取得することに成功した。さらに,OS法の原理に基づき抗ペプチド抗体の親和性を未修飾の抗原を用いて向上させるOS-selection法により,オステオカルシンペプチドの検出感度を数百倍に向上させた。
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