研究課題/領域番号 |
20360370
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
高木 昌宏 北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 教授 (00183434)
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研究分担者 |
濱田 勉 北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 助教 (40432140)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | リポソーム / ダイナミクス / 細胞信号伝達 / ラフト / 電荷 / リン脂質 / 相分離 / 液滴法 / レーザー共焦点顕微鏡 / ドメイン |
研究概要 |
細胞膜中には、飽和脂質やコレステロールが豊富な秩序相からなるミクロドメイン(ラフト)の存在が示唆されている。我々は、直径10μmの細胞サイズリポソームを用いて、秩序液体相(ラフト様ドメイン)特異的なエンドサイトーシス様動的構造変化、生細胞膜を模倣した非対称2層膜リポソームの構築(J.Phys.Chem.B 2008)、アミロイドβの膜局在、膜挙動(J.Phys.Chem.Lett.2010,Biophys.Chem.2010)に関する研究を進めた。さらに、光により非接触的に膜内の分子構造を変化させ、膜構造を円盤状から球状へと可逆的に変化させる事(J.Am.Chem.Soc.2010)、培養細胞におけるラフト領域特異的なエンドサイトーシスを直接観察する事もでき、モデル系と細胞系の融合により多くの知見を得ることができた。
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