研究課題/領域番号 |
20360430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
日比野 光宏 京都大学, エネルギー科学研究科, 准教授 (20270910)
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研究分担者 |
八尾 健 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (50115953)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | リチウムイオン電池 / 正極材料 / 高速充放電 / 酸化鉄 / 複合体電極 / 水溶液法 / 電気化学キャパシタ / 複合体材料 / 電極材料 / 活性炭 / 炭素材料 |
研究概要 |
リチウムイオン電池正極として、電流密度10Ag^<-1>の高負荷作動時においても125mA hg^<-1>という高い容量を示すγ-Fe_2O_3とケッチェンブラックの複合体電極を作製することができた。交流インピーダンス解析から、複合体の示した全容量のうち、γ-Fe_2O_3のファラデー反応による容量と、γ-Fe_2O_3およびケッチェンブラックの非ファラデー反応による容量(電気二重層容量)との寄与を分離することができた。同時に、γ-Fe_2O_3粒子中でのリチウムの化学拡散係数が決定できた。また、γ-Fe_2O_3の高速電気化学反応特性を生かすことで、電気化学キャパシタ電極の疑似容量物質として利用可能となることを実証した。
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